飲食店の売上増を実現させるiT利用法 効果的なホ−ムペ−ジの作り方・使い方を探ってみよう |
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仙台でもインタ−ネットの利用率の上昇とともに、たくさんのお店がホ−ムペ−ジを持つようになってきました。しかし、残念ながらそのほとんどはインタ−ネットの広い世界の中に埋もれてしまい、誰にも見てもらえない(お店の関係者だけが見ている)状態になっています。 そこで、国分町タウン情報では、お店がインタ−ネットを有効に利用して売上増に繋げるための重要なポイントを、探ってみることにしました。 今回は、ホ−ムペ−ジを立ち上げる時のポイントを考えてみましょう。 |
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1. | 必要な情報(見る側がもっとも知りたい情報)を提供する |
飲食店のホ−ムペ−ジでユ−ザ−が知りたいのは、どんな雰囲気・特徴のある店でどんなものをどのくらいの料金で飲んだり食べたりできるのか、そして場所はどこにあるのか、という点に絞られます。 経営している会社の情報やお店の歴史等は、行きたい店を探しているユ−ザ−とは関係の無い情報ですので、どうしても掲載したい場合でも+αの位置づけにとどめます。 |
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2. | パッと見て内容の明確にわかるホ−ムペ−ジを作る |
まずトップペ−ジを見た瞬間に、飲食店(それも業態がはっきりした)のペ−ジであることが判らなければなりません。最初のペ−ジはサイトの「顔」だから、グラフィックを駆使して見栄えを良くしようという発想は危険です。ユ−ザ−は、早く情報にたどりつきたいと思っていますから、時間がかかればすぐに別のサイトに行ってしまいます。 |
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3. | シンプルなデザインで適切なデ−タ量のホ−ムペ−ジを作成する |
使い勝手のよい、わかりやすいペ−ジ作りが必要です。デザインに凝ったり、デ−タが重すぎて表示時間がかかりすぎるのは問題です。デ−タ量を1ペ−ジにつき50kバイト程度におさえ、シンプルな階層構造にしましょう。 1で述べたユ−ザ−が知りたい情報が、いつでも見られるような画面展開を設計することも重要です。 |
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4. | アクセスの多い人気サイトにリンク登録し、入口として利用させてもらう |
せっかく作っても、ほとんど誰にも見てもらえないペ−ジがたくさん有ります。この迷子のペ−ジにしないためには、圧倒的なアクセスのある人気サイトを入口として使う必要があります。インタ−ネット通販などでは「楽天」が有名ですが、仙台の、特に夜の飲食店紹介では、抜群にアクセスの多い「国分町タウン情報」を利用してみます。人気のサイトへの登録は有料であることがほとんどですが、これによって多くのユ−ザ−を確保できるわけですから、ここで費用を惜しんではせっかくのペ−ジが無駄になってしまいます。 同時に、「Yahoo!」等無料の検索エンジンへの登録もこまめに行ないます。 |
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5. | 更新をこまめに行ない、イベント情報等を定期的に提供する |
常連のお客さまとのコミュニケ−ションツ−ルとしてホ−ムペ−ジを利用するためには、ペ−ジの更新をこまめに行って、定期的に見てもらうことが必要です。 また、イベント情報等をかかさず提供することにより、新規のお客さまを獲得するツ−ルとして利用します。 |
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6. | メ−ルの問い合わせ、質問、予約申込みに対応できる体制を整える |
インタ−ネットでお客さまを獲得するには、相方向性のあるコミュニケ−ションをとることが重要となります。お客さまがホ−ムペ−ジからお店のメ−ルアドレスにメ−ルを送れ、また、お店はいつでもそれに応えられるような体制を内部で整えます。 |
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7. | ホ−ムペ−ジの運営・メンテナンスのために必要な予算を設定し、適切な費用支出をする |
iTに関して、間違った費用支出をしているお店が多数見受けられます。まず、最も支出に比重をかけるべきなのは、ホ−ムペ−ジの内容と、入口サイトへの支払いです。 独自ドメインの取得やサ−バ−の獲得は、それに対して重要度ははるかに下がります。有名企業ならばいざ知らず、独自ドメインを入力してペ−ジを閲覧するユ−ザ−はほとんど考えられません。 限られた予算は、お客さまのニ−ズに応えてより充実した内容のホ−ムペ−ジに更新していくメンテナンスと、せっかく作成したペ−ジを見てもらうための入口サイトへの支払いに当てるべきです。 |
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これらの点を充分に考慮して、ホ−ムペ−ジを立ち上げていきます。 |